Jマッチとは
はじめまして、Jマッチ事務局の白石と申します。このページでは私達(株)ライトアップが、なぜJマッチを立ち上げたのか、そして今後どうしていきたいのかをご説明できればと思っております。長文になりますが、是非ご参考いただけますと幸いです。
Jマッチ立ち上げのきっかけ
日本の中小企業をすべて黒字にしたい、そんな想いで立ち上げました!
私たちはもともと中小企業の経営課題解決のために安価なITツールを自社で開発し、販売する企業でした。それは今でも売上の3割程を占めています。7年ほど前には、月額1万円のSEO対策ツールが累計3万件の利用を獲得するなど大ヒットしました。一方で「月に1万円なんてとても払えないよ!」というお声もたくさん頂いていました。はじめは「サービスの実績がないから断られたんだろう」と思っていました。ですが、利用件数が1万件を超えてもなお「お金がないから導入できない」という声は減りませんでした。
- 全国に中小企業・小規模事業者は385万社存在
- 法人税の納付率は25.2%(=黒字企業)、赤字企業が約75%
- 平均利益率は1.8%(1億円の売上で180万円の利益)
国内の中小企業経営者は決して新しいチャレンジをしたくないわけではない。資金に余裕さえあれば積極的にITを活用し新しいことに取り組みたいのではないか。
そうして一つの考えに行き着きました。
「もし資金を確保するそんなITツールを開発することができれば、ものすごい数の中小企業経営者が喜んでくれるのではないか!!」
そこから一年以上考えつづけ、ついに「3つの資金を生み出すITツール」のアイデアを思いつきました。その中の一つが、この「Jマッチ」になります。
補助金・助成金活用の一番のネックとは
3000種類から自社にとって最適なものを絞り込むことは、誰もできていなかった
補助金・助成金活用のアイデアは割りと早期に思いつきました。調べてみるとなんと年間3000種類も発表されているとのこと。ですが、そこで一つの疑問が。
「なぜ、活用している中小企業が少ないのだろう・・・?」
活用されないネックは明確でした。まず「たくさんあって何を申請すればわからない」こと。そして「申請説明書類が100ページ以上ある」こと。更には「だれも申請の仕方を知らない」ことです。特に最後の誰も知らないというのは切実でした。
情報というのはたくさんあればあるほど価値が高まります。ただしそれはインターネット「普及前」の話です。現在では、ネット上にあるたくさんの情報から「如何にして不要な情報をそぎ落とし、最適なものだけに絞り込むか」というサービスが増えています。GoogleやYahoo!は、膨大な情報からキーワードに沿った役に立ちそうな情報ベスト10を正確に検索することが、その一番の役割です。年間3000種類もある補助金・助成金から最適なものを絞り込むことができる人は、今までは存在しませんでした。
「つまりは、たくさんある補助金・助成金を絞り込むサービス!しかも自動で!」
Jマッチはこうした考え方(コンセプト)で開発されていきました。
補助金・助成金は何に活用できるのか
補助金は事業に対して、助成金は社員に対しての投資に
一般的に(且つ、おおまかに)説明すると、補助金は「新規事業・起業」に、助成金は「人材採用・育成」に使うことができます。補助金を活用し新規事業を初め、助成金を活用しその新サービスを売るための人材を採用し、更には営業研修を受けさせる、そして利益を上げ、また次の「新規事業」を始めていく。そんなスパイラルを2,3年続けていくことができれば、きっと強い会社が出来上がっていると思います。
Jマッチ活用の3つのメリットがこちら!
早くて安くて安心、と評価いただきました
Jマッチの会員が3000社を超えた頃に、アンケートを取ったことがあります。そうしたところ、概ね3つの評価をいただくことができました。
- 使える助成金を自動で教えてくれるので、申請漏れがなく安心
- 申請書類がテンプレート化されているので、稼働が少なくて確実&楽!
- 申請費用が格安なので、事業や社員への投資実金額が最大化
特に各種申請書類をテンプレ化することで「稼働が楽」になり、結果「申請費用が格安になる」というのは私達も後から気づいたメリットでした。当初は「最適な補助金・助成金情報を提供する」というサービスでしたが、ITサービスらしく「申請書類をテンプレート化」することで、大きなイノベーションにつながりました。
きっかけは、申請書類をテンプレート化したことでした
業務を自動化・テンプレ化しようとするのはIT企業ならではの発想だったと思います
通常、補助金は税理士が、助成金は社労士が申請を担当します。話を伺うとおおむね月に0~2件ほどの申請を担当される士業さんが多いようです。毎回、顧客の要望をヒヤリングし一から助成金の申請書類を作成したり、補助金の事業計画書の支援をしたり…。ある意味「コンサルタント」として長い時間ときちんとした手間をかけて対応されています。
Jマッチでは、月間数百社の補助金・助成金の申請をご支援しています(正確にはJマッチ提携士業事務所40社が担当)。そのため、たくさんの申請書類が手元に残っていきます。それらの申請書類の作成ノウハウはIT管理システム上に積み上げられていき、テンプレートとして提携士業の方は活用することができます(もちろん個人情報は一切含まれておりませんのでご安心を)。
もし皆さんが補助金・助成金を「初めて申請」しようとした時、Jマッチにご依頼いただければ、該当する申請書類のテンプレートを元に提携士業事務所が申請書類の作成に入ることが可能です。つまりは、「丸投げ」までとは行きませんが、従来の申請方法と比べて、大幅に皆さんの稼働を少なくすることが可能になります。
Jマッチは、実は士業向けの支援システム?
士業の申請支援稼働が半分になれば、申請手数料も半額に下がる!
Jマッチでは申請作業はすべて士業の方にご紹介しています。実は、そこからは手数料などは一切頂いておりません。補助金・助成金の「最新情報の提供」と「申請希望社の紹介」を一方的に行っています。なんとも人のいいボランティアのようではありますが、これは本当の話です。
- 助成金の申請作業は、すべて社労士事務所が担当しています。
Jマッチでは社労士報酬から手数料は一切徴収しておらず、
また社労士事務所から営業代行費用も頂いておりません。
社労士事務所は、Jマッチと提携することで「最新の助成金情報」と「申請希望社の紹介」、そして「申請書類のテンプレート」をJマッチ専用管理画面上で確認することができます。Jマッチと提携することで事務所に新しい社員を何名も採用したという社労士さんも何人もいらっしゃいます。
Jマッチを活用することで、実は士業のIT化が急速に進んでいます(しかも無料で顧客紹介もついて来るという…)。その結果、社労士さんの申請支援稼働も従来の半分以下に下げることができました。ITを使った効率化です。そして、その結果として申請手数料も半額以下に下げることが実現できました。まさに、申請希望社(皆様)と士業事務所がwin-winになりました(そして国や自治体の担当者の方にとっても、今まで影に隠れがちだった補助金・助成金情報が全国にスムーズに流れることで、その施策効果も最大化し、win状態に近づいているのではないかと思っています)。
今後は、何に使ったらいいかをしっかり支援していきたい
まずは、一番ご要望が多い「社員研修」をきちんとご案内できるように
ここまで読んでいただき、Jマッチを使うことで、補助金・助成金が手軽に活用でき、新規事業や人材育成に取り組むことができるということはご理解いただけたかと思います。私達が次にやるべきことは、そういった補助金・助成金の適切な活用方法をしっかりと案内していくことだと思っています。
現在は、助成金を活用した人材育成施策である「社員研修」のおすすめメニューをきちんと用意しようと考えています。社員研修は本当にピンきり状態です。Jマッチ事務局で、きちんとした実績のある会社さんの研修を一覧で並べるようなコーナーを用意したいと思っています。
- 実績がたくさんあり信頼できる定番の社員研修
- 新しいニーズに対応した新しいコンセプトの社員研修
- 翌月すぐに売上が上がるような実践的な研修
現在、上記3つを意識しながら選定しています。
企業は人なりといいますが、これから日本は毎年50万人ずつ労働人口が減少していきます。人が減るからこそ、社員一人ひとりのスキルをきちんと向上させ、全員が活躍できるようなそんな組織を作ることが重要だと考えています。
Jマッチで日本の中小企業すべてを黒字化していきたい!
国内の中小企業が活性化することで、全ての問題を解決させたい
10年後、20年後の日本はどうなっていることでしょうか。その手がかりになるデータがこちらです。
- 日本の労働人口はこれから毎年50万人ずつ減少していきます
- 2060年、人口は8000万人台を見込んでいます
- 2060年、人口の40%が65歳以上になります
- 日本の一人あたりGDPは世界200カ国中27位です(2000年は4位)
- 全国に中小企業・小規模事業者は385万社存在します
- 法人税の納付率は25.2%です(=黒字企業)、約75%が赤字です
- 平均利益率は1.8%しかありません(1億円の売上で180万円の利益)
- 予算の歳出は96.3兆円、税収は54兆円、国債発行費は37兆円、国債残高は約1000兆円です
- そして、労働人口の約80%は中小企業・小規模事業者で働いています
中小企業・小規模事業者が活性化することで、日本全体が活性化し、今後本格化する国内のたくさんの問題が多少なりとも改善していくと考えています。Jマッチがどれほどの活躍ができるのか、それはまだまだわかりません。
ですが、現在起こっている一番の問題、それは国や自治体が中小企業のために用意している3000種類と言われる補助金・助成金の情報を、できるだけ困っている中小企業の経営者へと届けることで、たくさんの「チャレンジ」を全国で起こすことができるのではないかと思います。
士業の申請支援手数料も極限まで下げることで(それは決して士業の方の利益を損なうものではない、むしろ”新しい業務領域”だとも思っています)、経営者のチャレンジの数と質を両方ともに高めることができると思っています。
私達Jマッチ事務局が作ろうとしている新しい世界観に共感いただけましたら、是非Jマッチをご活用ください!皆さんからの熱いご連絡を、楽しみにお待ちしています!
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