※本コラムはBIGLOBE連載の補助金コラムからの抜粋になります。Jマッチからコンテンツ提供をしています。
※転載元:補助金申請の秘訣(BIGLOBE)
■色々なものが合格している(想像以上)
2012年8月29日、日経新聞に創業補助金の発表記事が掲載されました。
・1万社起業へ助成制度 経産省、数百万円を補助
www.nikkei.com/article/DGXNASFS2803S_Y2A820C1MM8000/
そこには、こんな記述がありました。
“若者の活力や女性ならではの視点を生かしながら、ウェブデザインなどのIT企業や、介護、食品販売など各地域の需要に合ったきめ細かいサービスの担い手を育てる。”
そう「IT企業」や「医療(特に介護)」などに力を入れて起業を促すという一文です。では、そこから2年半が立ち、実際にどんな事業に対して補助金が申請されたのでしょうか。
本日は、「創業補助金(起業)」「ものづくり補助金(新規事業)」を中心に、どんな事業が合格したのか、いくつかご紹介してみたいと思います。
「こんな事業も合格しているの?」
きっと皆さん驚かれると思います。
ここからの合格事例をみて「自分も申請したい!」と思ったら、是非新しくOPENした「Jマッチ BIGLOBE支店」から申請依頼をしてください。通常は申請だけでも数十万円の費用が発生しますが、この「Jマッチ BIGLOBE支店」では「手数料無料」で申請できます!
・Jマッチ BIGLOBE支店
bb-wave.biglobe.ne.jp/ppt/jmatchjirei.html
また細かくは本コラムの最後でご紹介しますので、ご期待ください。
■記念すべき「創業補助金・第1回目」の採択結果(と謎の岡山県)
まずは記念すべき「創業補助金 第一回目」の採択結果です。
●創業補助金(200万円)・第1回 採択結果
www.smrj.go.jp/utility/dbps_data/_material_/h_utility/offer/pdf/20130430_0101chiiki.pdf
応募14件中12件が合格。「介護」が強い!全体の33%が介護でした。
ちなみに、全体の42%は岡山県での合格。岡山に何が起こっている!?
糖質制限スーツを開発し、糖尿病の方や糖尿病予備軍、健康志向の方、ダイエットの方等をターゲットとして、店舗、レストラン、老人ホームなどを通じて需要を開拓する。
・介護予防型デイサービス事業
要支援・要介護認定者の方々が日常生活をスムーズに行えるようになるための独自のプログラムを利用した、介護予防型デイサービス施設の運営。
・介護福祉タクシー事業の実施から介護事業への展開
ストレッチャーや車椅子ごと乗車可能な車両で介護の必要な高齢者、障害者の病院移送、及び駅や空港、買い物への送迎、旅行。酸素ボンベや吸引器なども完備し病院救急車代行業務を実施。
・高齢者向けエンディングノート作成支援サービス
高齢者が元気な間に自身に関する情報をあらかじめ開示しておき、亡くなられた際に関係者が動けるようにしておく「情報預かり・提供」のITサービス、及びコンサルティング・実務者紹介サービス。
4番目のエンディングノートに関しては、介護系でもありIT系でもある非常に上手い事業だと思います(あくまで補助金審査という基準上ですが)。
純粋なIT系はこちらくらいでした。
・映像に特化したSNS型クラウドソーシング事業
映像に関わる全ての個人が集うSNSを運営すると共に、そのクリエイターに対してクライアントが直接仕事を発注できる仕組みを構築する。
上記はSNS運営を上手くまとめた事例だと思います。全国の地域クリエイターに仕事が回り、地域活性につながる点がとても良いと思います。
■定番「IT系」。ただし「×(掛ける)IT系」が重要
次に、1年後の合格発表を見てみたいと思います。
とはいえ、なんと数が「12件→1795件」と150倍に増えています。
ざっと見るのも大変です。
●創業補助金(200万円)・第6回 採択結果
www.smrj.go.jp/utility/dbps_data/_material_/h_utility/offer/pdf/20140228_0302chiiki.pdf
ここから一番上の「北海道」から5つほどピックアップしてみました。
・酪農クラウドシステム「ファームノート」の事業展開
・主に高齢者を対象としたパソコンの購入から修理までの総合サポート
・3Dプリンタを使って結婚式などのかけがえのない思い出をフィギアにする事業
・札幌市内の飲食店等で働く女性のためのスマートフォンアプリ提供事業
・Webカメラを活用した介護認定者向け見守りサービスの展開
一覧を見てもわかると思いますが、IT系がだいぶ増えてきています。
IT系起業を支援するというのは、国が定めた大きな方針の一つです。ですが、それは日経新聞に書いてあるような「ホームページを作る会社」のことではありません。
今や全ての会社にとってインターネットは欠かせないものです。実は全ての業種が(良い意味で)自分はIT系企業と言い張ることが出来てしまうのです。
言い換えると、国は「既存産業にITを掛け算して、新しいIT産業を生み出して欲しい」と考えているのです。
キーワードは「×(掛ける)IT」系です。
酪農×IT 修理×IT フィギュア×IT 飲食×IT 在宅介護×IT
まだまだ「新規事業」を生み出すことが可能になります。
■新規事業の大本命「ものづくり補助金」の合格事例は?
ものづくり補助金というと「製造業対象で、工場に設置する機械が対象ですよね」と頻繁に質問されるのですが、いえ、全く違います。
現在募集されているものづくり補助金は、製造業だけではなく「サービス業」も対象になっています。非常に幅広い新規事業に付与されています。
ではここからは「ものづくり補助金」を見てみたいと思います。
せっかくですので、一番最新のものを。
ですが、合格数はなんと「4818件(申請数は14502件・合格率33.2%)」。ざっと見るだけでも大変です。
・ものづくり補助金(700万円) 採択結果
www.chuokai.or.jp/josei/25mh/h25mono2_saitaku.pdf
ざっと見るとわかると思いますが、全体の6割は製造業です。言い換えると4割は製造業っぽい別の業種になっています。「×(掛ける)製造業」でしょうか。数が多いので検索数を出して見ます。
●「アプリ」で検索すると「29件」
・「ごほうび」がもらえて楽しく食事・運動管理ができる自己健康管理用アプリケーションの開発
・中小企業デザイナー向けスマートフォンアプリのデザイン制作ツールの開発
・ユーザーの気分や趣向を学習して選曲するネットラジオアプリ「Lumit」の開発・提供
・地域振興のためのスマートフォン向けゲームアプリの開発
・専門飲食店向けメニュー制作自動化アプリの開発とコンサルティングサービスの展開
等々
楽しそうですね!
過去には「エグザイル戦国のゲームアプリ」も合格していました。知る人ぞ知るエグザイルの戦国マンガです。
合格事例を見て、グッと身近に感じた人も多いと思います。
●「3Dプリンタ」で検索すると「39件」
・3Dプリンターと3Dスキャナーを活用した新製品開発の工程短縮(リードタイム短縮とイニシャルコストの削減)
・最新型3Dプリンターの導入によるフィギュア試作モデル製作工程の完全内製化計画
・3Dプリンタ等の導入による貴金属宝飾品製造における新製品開発体制の強化
・スマートフォンと3Dプリンタによる似顔絵フィギュア作成サービス
・ロボットシミュレーションソフト、3Dプリンターを活用した治具設備の短納期・低コスト化の実現とコンパクト治具設備の開発
等々
硬いものから柔らかいものまでたくさんあります。
創業補助金でも複数合格していましたが、個人的には記念日にフィギュアを作ろう的なサービスは写真館をネットワーク化して是非全国展開していただきたいです。
家族写真ならぬ家族フィギュアは本当に流行るのではないかと思います(笑)。
●「インターネット」で検索すると「8件」
※ネットだと71件でしたが別のキーワードも含まれていました
・インターネットを使った、従来型ご用聞き営業WEBシステムの構築とその販売
・インターネット上で発生する法的トラブルを未然に防ぐ又は解決するIT法律相談サービス
・全国のカメラマンを束ねた結婚写真撮影の比較・検討・依頼ができるインターネットサービス
・アパレル販売を革新的に支援するインターネット着せ替えサービスの実用化
・インターネット依存症対策診断プログラムの試作
等々
いいですね! 弊社の本業はインターネットシステムの開発なので、非常に興味深いテーマが合格していました。これらのサービスに開発費の700万円が補填されるわけです。非常に良いと思います。
他にも中小企業応援ファンド(800万円)などの合格事例もいれると、こういったものが合格しています。本当にテーマは様々です。
・シニア起業家向けの食堂及び商談スペース開設による創業促進
・女性コミュニティ「iPhone女子部」を活用したマーケティング・コンサルティング事業の展開
・ありそうでなかった海外飲食店“口コミ”情報アプリ「みんなde遊楽ナビ」の開発・運用
・若手音楽家とシニアを結ぶ自立支援ビジネス
・清瀬にんじんを使用したご当地化粧品の開発
・待機児童解決型グローバル英語幼児スクール
・会計事務所向け専門家紹介プラットフォームの提供と運営
・タブレットを利用した葬儀斎場の管理を支援するシステムの開発
・伝統産業の新拠点・浅草お祭りミュージアム
・新防犯用マーキング液噴射システムの開発
・経営疑似体験が出来る戦略マネジメントゲームのタブレット版試作開発
・「エグザムライ戦国」スマートフォン対応ソーシャルゲームアプリ開発プロジェクト。
・ボランティア人材・NPO法人求人マッチングサービスの開発
・シニア向けサロンによるシニアの活性化支援
・江戸切子を中心とした文化発信プロジェクト
・メール翻訳システムで中小企業海外展開支援
・菓子を通じて、世界へ東京・多摩をアピール
・訪都外国人用ベジタリアン飲食店検索サイト
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Jマッチとは、国内初の補助金・助成金申請クラウドサービスです。
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BIGLOBEさんとはコラムの連載を通じて今年からご一緒しており、この度、国内のポータルサイトの中で「初めて!」の機能連携を実現しました。
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1.補助金・助成金がすぐに申請できる。しかも無料で!
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日本国内に一つでも多くの新規事業が誕生することを願って、本日はこちらで〆たいと思います。
皆さん、頑張って新規事業をしていきましょう。
弊社にとってもJマッチがまさに新規事業です!
#Jマッチリニューアル時には、ものづくり補助金を申請しようと思っています(笑)
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