こんにちは!Jマッチ事務局の奥平です。
東京商工リサーチの調査によると、2019年の1月から8月の喫茶店の倒産数は42件で、
東日本大震災の年の件数に迫る数になっています。
もともと小規模、零細の事業者が多かったことに加え、海外の大手チェーンの参入や、
コンビニエンスストアの廉価なコーヒー提供、タピオカブームなどで競合が激増したのに加え、
人手不足と消費増税で更なる逆風が吹いている状況が原因と考えられます。
17世紀にイギリスでコーヒーハウスが誕生して以来、
文化を育みビジネスをまとめる場所として存在してきた喫茶店ですが、
300年以上にわたる歴史ある業態でも、環境の変化の前に窮地に立たされています。
激動の時代、どんな業種であれ、いつ苦境に立たされるかわからないですよね。
そこで今回は、環境の変化にも柔軟に対応して経済と従業員を守るための、
経営多角化に使える助成金の特集です。
建設業者新分野等進出支援事業費補助金(熊本県)
www.jmatch.jp/detail/4132
建設業及び建設業関連分野で今後の成長が見込まれる分野等に新たに進出する事業を計画又は実施しようとする県内の中小建設業者等に対し、
予算の範囲内において補助金を交付する補助金制度です。
最大130万円が受給可能です。
多角化を目指すにあたっての、市場調査や技能研修の段階から使える補助金です!
しっかり準備して、新規事業を成功させたいですね。
自動車関連人材育成補助金(宮城県)
www.jmatch.jp/detail/2920
県内の中小企業を対象に,
自動車関連産業への新規参入又は取引拡大を図るための専門的・実践的な技術・知識を習得する研修の受講に対し補助金を交付する制度です。
最大50万円が支給されます。
こちらは新規に取り組む先の業界が指定されているタイプの補助金です。
県の戦略として重視される業界への参入なら、今後も長く安定した収益源として期待できますね。
地域企業新ビジネス挑戦支援助成金(青森市)
www.jmatch.jp/detail/4008
青森市内の新規事業に進出する中小企業、または創業する個人の方に経費の一部を助成する制度です。
最大1000万円の事業費のうち、1/3~2/3が支給されます。
青森市では「地域企業新ビジネス挑戦」と謳ったタイトルがついていますが、
個人の創業、起業向けと思われるタイトルでも、中小企業の新規事業に使える補助金が沢山あります。
ぜひ地元の創業補助金もチェックしてみてください。
新事業展開・Io T活用技術による生産性向上支援補助金(可能性調査)(長崎市)
www.jmatch.jp/detail/4087
可能性調査及び産業人材育成に係る経費の一部を支援する補助金制度です。
こちらも市町村が主体となって、新規事業の準備に補助金を出してくれる制度です。
変化の時代、経営者にはいかなる状況にも対応する準備と先手先手の施策が求められています。
とはいえ、新規事業に取り組むとなるとかかるコストも大きいですよね。
補助金を上手く使って多角化し、時代の荒波を乗り越えていきましょう!
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