こんにちは！Jマッチ事務局新人の奥平です。

今日、6月11日はあの『日本列島改造論』が発売された日です。
神武景気、岩戸景気、オリンピック景気、いざなぎ景気、列島改造ブームそしてオイルショックを乗り越えてバブルへと、
戦後の復興、そして昭和の好景気を支えたのは土木・建設業でした。
失われた20年とリーマンショックで一時期の勢いは失ったものの、
復興需要で重要性が再評価され、さらには2020年オリンピックに向けて再び元気を取り戻しつつある土木・建設業。
しかし、そこで大きな問題になっているのが、建設業従事者の高齢化と人手不足です。
リーマンショックで業界から離れた人材が戻ってこない。
新しく建設業で頑張ってくれる若者も減り続けている。
その原因は、業界の体質として仕事がきつく、休みが少なく、福利厚生も整っていないというイメージ・現状があるからと言われています。
しかし、いくら仕事があるからと言って、ただでさえ人件費が高騰している中、
急に高給で若い世代に求人を出したり福利厚生を整えたりしたら、会社を存続させるための利益が危うくなってしまいます。
そこで今回は、建設分野向けに特別に用意された、働きやすい職場づくりでもらえる助成金を特集しました。
せっかくのオリンピック特需、人手不足で活かしきれなかったらもったいないと、
国土交通省も厚生労働省も気合が入っています！

まずは待遇改善でもらえる助成金から！

建設分野整備助成（雇用管理制度助成コース）（人材確保等支援助成金）

www.jmatch.jp/detail/1908
全国の建設業を営む雇用保険適用事業者さまが対象の助成金制度です。
社員研修や健康診断の仕組みをつくり、離職率を下げ入職率を向上させると最大252万円が支給されます。
従業員が働きやすい環境づくりを支援することで、離職率の低下と建設業界への人員確保を図るために策定されました。

建設分野 登録基幹技能者の処遇向上支援助成（雇用管理制度助成コース）

www.jmatch.jp/detail/1910

全国の中小建設業者さまが対象の助成金制度です。
登録技能労働者の処遇を改善することで、一人当たり最大84000円が最長で三年間支給されます。
建設労働者の待遇改善を支援することで、建設分野の人手不足解消と従事する方の満足度向上ために策定されました。

女性や若者が働きやすい職場づくりにも、手厚い助成金が用意されています。

建設分野 若年者及び女性に魅力ある職場づくり事業コース（事業主経費助成）

www.jmatch.jp/detail/1540

全国の建設事業者さまが対象の助成金制度です。
コンサルティング料や教材費、厚生経費等に最大200万円支給されます。
若者や女性にとって魅力的な職場づくりに必要な経費の一部を支援することで、若年者及び女性労働者の入職や定着を図るために策定されました。

採用した若者・女性のトレーニングや、従業員のさらなるレベルアップも支援してくれます！

建設労働者技能実習コース（人材開発支援助成金）

www.jmatch.jp/detail/1528
全国の建設事業者さまが対象の助成金制度です。
法に基づく技能講習・検定などの費用に最大500万円が支給されます。
建設関連の技能講習に必要な経費の一部を支援することで、従業員のキャリアアップを図るために策定されました。

建設労働者認定訓練コース（人材開発支援助成金）

www.jmatch.jp/detail/1527

全国の中小建設事業者さまが対象の助成金制度です。
職業訓練経費、人件費等に最大1000万円支給されます。
建設関連の職業訓練に必要な経費の一部を支援することで、従業員のキャリアアップを図るために策定されました。

かつては３Kという不名誉な語られ方をしていた土木・建設業の働き方。
そのイメージのせいで、現在の人手不足があるという側面も存在します。
しかし昨年、国土交通省は「新３K」というスローガンを打ち出し、
「給料、休日、希望」を持てる業界にしようと取組んでいます。

我々も助成金を活用して、建設業界を再び、
「稼げてカッコよくて自慢できる（しかも休める）」魅力ある業界にしていきましょう！

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