皆さんこんにちは。Jマッチ事務局の川谷です。
皆さんは自分の地域の「最低賃金」がいくらか知っていますか?
助成金申請の取り消し理由の一つとして「最低賃金割れ」が原因になることもあるんです。
助成金取り消しの理由の一つ「最低賃金割れ」
「最低賃金を割っていると指摘されて、申請が取り消しになった」
この相談、多くはないのですが、実は定期的にあります。
都道府県ごとに最低賃金が設定されており、定期的に更新されています。
居酒屋のようにバイトをたくさん雇用する業態の場合、ついつい最低賃金を割ってしまっていることも。
最悪、助成金の受理が取り消される事態にもなりかねない、社労士も見落としがちな意外な盲点なのです。
最低賃金は、どこで確認できるのか
そもそも最低賃金とは誰がいつ決めるのでしょうか。
厚生労働省のページのこんな一覧が公開されています。こちらは定期的に修正されています。
・地域別最低賃金の全国一覧
※画像をクリックすると、画像に載っている以外の都道府県の最低賃金もチェックできます。
見てみると興味深いですね。
一番高額なのが、東京の時給907円。前回の888円から19円のランクアップ。2位は神奈川の905円。
大阪は858円と3位です。
一番低いのは、鳥取、高知、宮崎、沖縄の693円でした。関東圏は概ね高い傾向がありますが、全国的に、地域ごとにまとまって同じ金額というわけではなく、北海道の764円、富山の746円、長野の746円、静岡の783円など、ところどころで周りよりも少し高い県もありますので、ご自分の地域の最低賃金について再度御確認下さい。
確認してみよう!最低賃金
最低賃金のチェック項目は、こちらでも確認できますので是非御確認ください。
※今年流行の「おそ松さん」がイメージキャラクターとして採用されており、とても読みやすいです。
最低賃金をアップすると、申請できる補助金
助成金が取り消しになる理由として、最低賃金割れにご注意下さいとお伝えしてきましたが、最低賃金をアップすることでもらえる補助金もあるんです!
「最低賃金を割っていた。。」という方も、こちらの補助金の申請をご検討下さい。
最低賃金は「最低賃金法」という、法律で決められているものですので、きちんと守らなければなりません。
ですが、改定されたことに気付かずにそのままにしてしまった。。という方もいらっしゃるかもしれません。
労働者を守るためとはいえ、経営者にとってはなかなか厳しい現実ですよね。。
そんなときは、補助金・助成金を上手に利用しましょう!
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