◆登記簿謄本ってなに?
登記簿謄本とは、企業の「法人名、所在地、役員」などが記載されている書類のことです。
会社設立時、地域の法務局に法人登記を行うわけですが、一般的には、
その登記の内容が証明書として発行されたものが、登記事項証明書、いわゆる「登記簿謄本」と呼ばれます。
助成金の申請時に必要となる書類のひとつでもあります。
ちなみに、「登記簿謄本」は旧称であり、
現在の正式名称は「履歴事項全部証明書」または「現在事項全部証明書」です。
◆どこでもらえるの?
法人登記が済んでいれば、最寄りの法務局、またはオンラインで交付申請が行えます(手数料がかかります)。
なお、助成金の申請時に提出できるのは、
「履歴事項全部証明書」または「現在事項全部証明書」だけですのでご注意ください!
(申請書類上では、「全部事項証明書(謄本)」のうち、「履歴事項証明書」または「現在事項証明書」となっています)
※参考:法務省:商業・法人登記簿謄本,登記事項証明書(代表者事項証明書を含む),印鑑証明書の交付等の申請
◆個人事業主はどうしたらいいの?
個人事業主の場合、助成金の申請時には、登記簿謄本ではなく「開業届」という書類を用います。
これは、個人事業主が事業の開始から1か月以内に地域の税務署に提出するものです。
開業届の控えが手元にない場合や、紛失してしまった場合は、税務署で「写しの交付」が行えます。
※参考:開業届けや確定申告書類の控えを紛失した場合の対応方法 – しすぜろ