◆出勤簿ってなに?
出勤簿とは、企業が「従業員の氏名、出勤日、出退勤時刻」などを記入するための帳簿です。
一般的には、以下の3項目が把握できるものとされています。
- 氏名
- 出勤日
- 出退勤時刻、休憩時間など
◆作成は「義務」なの?
出勤簿は法律によって規定されているものではありませんが、労働基準法第4章の趣旨により、
労働者の勤務についてきちんと把握できる帳簿の作成が必要であると考えられています。
また、日々の出勤簿の登録から3年間は保存しておく必要があります。
出勤簿の保存を怠ると、労働基準法第120条により30万円以下の罰金が科されてしまいます!
※参考:労働基準法の罰則
◆どうやって作ればいいの?
①タイムカードを導入する
タイムカード(タイムレコーダー)を導入し、そこから出勤簿を作成する、というやり方。
パソコンと連動してExcelで勤怠管理ができるものもあるようです。
※参考:【ASKUL】勤怠を簡単に管理・集計できるタイムレコーダー/タイムカード特集
※参考:Excelで使える出勤簿の一覧(40件)|無料ダウンロードは【書式の王様】
②無料のツールを利用する
インターネットを介して勤怠管理が行える無料サービスも複数あります。
パソコンだけでなく、スマホやタブレットからも出勤・退勤登録ができたり、
Excelとの連動で給与計算まで行えるものもあったりします。
はっきり言って、非常にオススメです!
※参考:こんなにあるよ!無料で使える勤怠管理のクラウドサービス・フリーソフトをまとめてみた!全18選
※参考:起業家が知っておきたい無料・格安で使える5つの勤怠管理クラウド | inQup
なお、下記の厚生労働省のホームページから、様式のダウンロードも行えます。