こんにちは、Jマッチ事務局の川谷です。
「就職氷河期といわれた時代に就職できなかった人を正社員として採用した企業に助成金を」
就職氷河期世代という、1990年代後半~2000年代前半に高校・大学を卒業した人たち(30代後半から40歳位)で無職や非正規社員の人を正社員として採用する企業に対して、国が助成金を支給する制度が来年度に創設されるそうです。
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<厚労省>「氷河期世代」採用に助成 正社員化図る
(headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161106-00000009-mai-soci より引用)
厚生労働省は来年度、就職氷河期(1990年代半ば~2000年代前半)に就職できなかった人を正社員として採用した企業に対する助成制度を創設する。この時期に新卒者として就職活動した世代の大半は、30歳代後半から40歳代の働き盛りになっている。この世代の正社員化を進めることで、少子高齢社会の「支え手」に厚みを増す狙いがある。
バブル崩壊後の不況期には企業側が採用人数を絞り込んだこともあり、正社員として採用されないケースが多かった。文部科学省の学校基本調査によると、大卒者の就職率は91年3月卒は80%を超えていたが、バブル崩壊とともに下落。00~05年3月卒は60%を割り込んでいた。
正社員としてキャリアを積む機会を得られないまま、家族を支えたり、親の介護が必要になったりしており、雇用と生活の安定が求められている。総務省の労働力調査(15年)によると、35~44歳で正社員の仕事を求めている完全失業者は27万人に上る。厚労省は、こうした人たちに対して正社員化への道を開くため、新たな助成制度を創設することを決めた。
助成金は、過去10年間で5回以上の失業や転職を経験した35歳以上の非正規社員や無職の人を正社員として採用した企業に支給する。支給額は大企業で1人当たり年間50万円、中小企業は60万円。勤務開始から半年後と1年後の計2回に分けて支給することで定着を図る。
厚労省は17年度予算に約5億円を要求しており、約3600人分の正社員化を見込む。財源は雇用保険特別会計を想定している。
厚労省の担当者は「助成金を支給することで企業側のインセンティブ(動機付け)になれば」と話す。
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バブルの崩壊後企業がバタバタと倒産し、就職困難を迎えたのが就職氷河期世代だと言われています。
働き盛りにも関わらず無職や非正規社員が多い世代となっている為、国がこの世代を正社員にする企業に対して助成金を支給することを決定したようです。
不遇の時代のために就職に恵まれなかった人たちに対して今回の助成金が決定されたことは
就職氷河期世代の優秀な人材を生かすことになり、とても良い助成金ですね。
来年度の助成金ですので、詳細がわかり次第Jマッチにも登録しますので、
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