こんにちは!Jマッチ事務局新人の奥平です。
1978年の今日、6月25日は、サザンオールスターズの『勝手にシンドバッド』が発売された日です。
デビューシングルの大ヒット以来、今も日本の音楽シーンの第一線で活躍し続けてるサザンオールスターズですが、
リーダーの桑田佳祐氏はなんと62歳!
日本の一般的な企業ではもう定年を迎えている年齢なんです。
あんなにパワフルでクリエイティブな人が定年だなんて、
今の60代は昔のイメージとは大きく違うようです。
定年が55歳だったのも今は昔。年金の支給年齢を引きげるのに合わせて、
1994年には60歳未満を定年と定めることが禁止になりました。
そして現在、年金支給年齢が65歳に引き上げられたことに対応する形で、
企業が60歳の定年制をやめて、ずっと働き続けれる職場をつくりたくなるような助成金がたくさん用意されています。
65歳超継続雇用促進コース (65歳超雇用推進助成金)
www.jmatch.jp/detail/1496
まずは手始めに、定年制度の改正でもらえる助成金です。
65歳以上への定年引上げや、定年の定めの廃止、希望者全員を対象とする66歳以上の継続雇用制度の導入のいずれかを導入した事業主に対して、最大で160万円が支給されます。
高年齢者無期雇用転換コース(65歳超雇用推進助成金)
www.jmatch.jp/detail/1640
もうすでに定年を迎えて、有期契約で働いてもらっている60代もいるのではないでしょうか。
せっかくなので、そういう方々も正社員に戻ってもらいましょう。
50歳以上かつ定年年齢未満の有期契約労働者を無期雇用に転換させた事業主に対して、最大で600万円が支給されます。
特定就職困難者コース(特定求職者雇用開発助成金)
www.jmatch.jp/detail/1612
さらに、ほかの企業が定年退職にした人材を雇うことで、知識と経験のほかに助成金までもらえちゃいます。
高齢者や障がい者、母子家庭の母などを雇い入れた場合に、1人あたり最大240万円が支給されます。
就職が難しい労働者の雇用を支援することで、雇用の創出と安定化を図るために策定されました。
とはいえ、職種によってはやはり高齢者の方の肉体的な衰えが、業務に差し支えてしまうこともあるでしょう。
そんな時はこの助成金を使って、テクノロジーで解決しましょう。
高齢の方が使いやすい機械の導入などに助成金がもらえます。
高年齢者雇用環境整備支援コース(65歳超雇用推進助成金)
www.jmatch.jp/detail/1641
全国の企業者さまが対象の助成金制度です。
高年齢者向けの機械設備、作業方法、作業環境の導入・改善や、高年齢者の雇用管理制度の整備をした事業主に対して、最大で1,000万円が支給されます。
高齢者の雇用環境を整えるのに必要な経費の一部を支援することで、高齢者が働きやすい環境の実現を促進するために策定されました。
2013年からは高齢者雇用安定法により、65歳までの雇用継続が義務付けられました。
どうせ65歳まで雇うなら、今のうちにちゃんと制度として整備して気持ちよく働いてもらうのと同時に、
助成金もしっかりゲットしちゃいましょう!
といったところなんですが、
高齢者を雇用する理由は、年金がどうとか義務がどうとかいうネガティブなものばっかりではありません。
シニア層の雇用に力を入れている米国マクドナルドは、
「礼儀作法や言葉遣いのトレーニングする必要が比較的少ない」
「働くことを通じた社会参画へのモチベーションが高い」
と、シニア層こそを積極的に採用するメリットを説明しています。
御社でもいざ定年の引き上げをしてみたら、
60代従業員の思わぬ強みが見つかるかもしれません。
サザンオールスターズのように、おじさん(おばさん)パワーで
日本経済をどんどん盛り上げてくれることを期待しています!
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