こんにちは！Jマッチ事務局新人の奥平です。

先月10月末に、プリクラ開発大手のメイクソフトウェア社が破産手続きを開始しました。
プリクラ、正式にはゲームセンター用プリントシール機といえば、
90年代に大ブームを起こして社会現象となったのが皆さんの記憶にもあると思います。
わたしも先日、古い文庫本に高校生の時のプリクラが挟まってて切ない気分になったものですが、
郊外の男子高校生が当たり前に撮ってるほど、プリクラが身近にあったんだなと実感しました。

もう中高生の流行からは程遠い感性の持ち主になってしまいましたが、
今のティーンにとってはプリクラよりスマホのカメラの方が身近なように思えます。
一般社団法人日本アミューズメント産業協会の集計によると、
プリントシール機の年間売上高は、ブーム全盛の97年に約1000億円。
その後2004年ころまでは500億円前後を推移し、
2008年から先は200億円台にまで落ち込んでいます。
あれだけ身近にあったものが、たった10年で1/5の市場規模になり、業界大手も倒産。
移り変わりの早い時代というのは本当に恐ろしいものです。

そこで今回は、変化の時代のリスク管理。経営多角化に使える助成金特集です。
ある事業で成功したら、その資金で次の柱となる事業をつくる。
そのサイクルができればどんなに変化が早くても恐れることはありません。

市場調査支援事業費助成金（島根県）

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島根県内で製造業（飲料品・工芸品を除く）を営む中小企業者・経営革新計画の承認を受けた中小企業3社以上のグループを構成する企業さまが対象の補助金制度です。
新分野進出のための市場調査、試作開発に係る経費に最大50万円（グループ企業の場合は200万円）支給されます。
やみくもに新しいことに手を出すのもよくないので、こうした市場調査に使える補助金は嬉しいですね。

商店街等新規創業支援事業（空き店舗等活用支援事業）(四日市市)

www.jmatch.jp/detail/2145

三重県四日市市の中小企業者さまが対象の補助金です。
空き店舗の改装費、維持費、広告宣伝費等に最大150万円支給します。
空家や空き店舗の活用には、ゼロからの起業に比べて体力のある第二創業が歓迎されます。

創業者支援事業費補助金（豊橋市）

www.jmatch.jp/detail/2285

愛知県豊橋市の個人の方、または中小企業者さまが対象の補助金制度です。
賃借料に月額最大5万円まで支給されます。
こうした一見個人向けと思われる創業補助金も、中には第二創業でも使える補助金がたくさんあります。

国や自治体としても、経済を活性化し雇用を生み出すチャレンジは大歓迎ですし、
地域経済を支えてきた会社が破産してしまうのは大きな損失です。
変化の時代、チャレンジすることこそが安定を生む。
補助金も賢く使って、20年、50年、100年先まで繁栄する会社をつくりたいですね。

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