こんにちは!Jマッチ事務局新人の奥平です。
人手不足が問題になりつつありますが、皆様の会社はいかがでしょうか。
多くの社長さんが若手人材の確保に苦労していますので、
24歳以下の従業員がいるなんてうらやましいことなんですが、
頼りになる若手社員がいるからこそのリスクをご存知でしょうか。
厚生労働省の調査によると、24歳以下の既婚率は25%。
そして、そのうちの6割ができちゃった結婚だということがわかりました。
つまり24歳以下の従業員の約7人に一人は、
「今度結婚します」や「そろそろ子どもを考えています」のような事前の情報もなしに、
ある日突然妊娠・結婚し、出産・育児休暇に入ってしまうのです。
それでも数か月後に帰ってきてくれればありがたいもの。
もし御社に育児休暇制度がなかったり、社内の理解が遅れていたりしてしたら、
せっかく育てた若手が出産をきっかけに退職してしまうかもしれません。
ですが、なにごとも準備が大切。
ちゃんと若手の結婚・出産を想定していれば、
制度づくりに慌てることもなければ、助成金までもらえてしまいます。
助成金によっては、育児休暇制度をつくってもしばらく使われないと助成対象外になったり、
育児休暇から帰ってこないと助成金がもらえなかったりと、
準備のタイミングが難しいものもあります。
予めどんな助成金があるのか確認し、不測の事態にも冷静に対応して、
大切な若手従業員も助成金も取りこぼさないよう準備をしておきましょう。
育児休業等支援コース (両立支援等助成金)
www.jmatch.jp/detail/1509
全国の中小企業者さまが対象の助成金制度です。
育休制度や職場復帰制度の適用、代わりとなる人材の確保をした場合に、労働者1人あたり最大96万円支給されます。
必要な経費の一部を支援することで、子育てと仕事の両立をはかるために策定されました。
出生時両立支援コース(両立支援等助成金)
www.jmatch.jp/detail/1507
男性が育児休業を取得しやすい職場風土づくりに取り組み、実際に男性労働者に育休制度を適用した企業に、最大で72万円が支給されます。
助成金を支給することで、仕事と家庭の両立支援をするよう事業主さまに促し、働く人の雇用の安定を図るために策定されました。
また、男性の育児や女性の職場復帰を支援する動きは、地方自治体でもいろいろと取組があります。
出産後職場復帰奨励金(島根県)
www.jmatch.jp/detail/2102
島根県内に主な事業所等を有し、従業員数が50人未満の中小企業者・社会福祉法人・個人事業主さま等が対象の助成金制度です。
出産後の職場復帰に対し1人につき最大40万円の奨励金が支給されます。
職場復帰に必要な経費の一部を支援することで、出産や育児による離職を減らし継続雇用を促すために策定されました。
いきいきパパの育休奨励金(広島県)
www.jmatch.jp/detail/1889
広島県の中小企業さまが対象の助成金制度です。
男性従業員の育休取得に対し1人あたり最大30万円が支給されます。
育児休業に必要な経費の一部を支援することで、男性の育児参加を促進し、育児休業などを取得しやすい職場環境を推進することを目的として策定されました。
山形いきいき子育て応援企業奨励金(山形県)
www.jmatch.jp/detail/1791
山形県内の山形いきいき子育て応援企業に登録・認定された企業さまが対象の助成金制度です。
女性の管理職登用や男性の育児休暇取得等に、最大200万円支給されます。
女性の活躍推進や仕事と家庭の両立支援等の取り組みに必要な経費の一部を支援することで、県内企業における男女共同参画社会づくり及び少子化対策の推進のために策定されました。
7人に一人ができちゃった婚をするということは、10%以上の確率で突然社員が減ってしまうことを意味します。
10%のリスクを想定して対策しておかない社長さんはいないですよね。
若手は会社の宝。子供は国の宝。しっかり準備して、
みんながハッピーになれる企業づくりに取組みましょう。
▼助成金・補助金情報の検索はこちらから▼
www.jmatch.jp/search.php