こんにちは!Jマッチ事務局の奥平です。
先日、農林水産省が和牛の「遺伝資源」を知的財産として保護する方針を発表しました。
これにより、和牛の受精卵や精液の不正な取引が刑事罰の対象になります。
和牛は海外での人気が高い一方で、
受精卵などの不正な持ち出しによる「コピー品」の流通にも悩まされています。
今回、そうした遺伝資源も知的財産として保護の対象とすることで、
不正な生産や流通にはとめをかける効果が期待されています。
長年かけて改良してきた和牛のおいしさとブランドを、
簡単にコピーして売ろうだなんて許されることではありませんよね。
御社の大切な創意工夫の結晶も、どこかに狙われているかもしれません。
そこで今回は、知的財産の保護に使える助成金の特集です。
中小企業等外国出願支援事業(岩手県)
www.jmatch.jp/detail/3969
最大で300万円支給されます。
出願料の他に、翻訳費や現地の代理人費用も補助されるところが特徴です。
グローバルに活躍する企業になるためには、海外での知的財産保護も重要です。
知的財産権取得事業費補助金(豊橋市)
www.jmatch.jp/detail/3937
愛知県豊橋市の中小企業者さまが対象の補助金制度です。
特許権、実用新案権、意匠権の出願に係る手数料および弁理士費用に一件あたり最大15万円支給されます。
こちらは国内での申請の際に使える補助金です。
年に3回まで補助されますので、定期的に新しいアイデアが生まれるような企業様でも安心です。
中小企業特許等取得支援事業補助金(香芝市)
www.jmatch.jp/detail/3923
この補助金は、市内企業の競争力強化を図るため、
市内の中小企業者が、特許権・実用新案権を取得する際に必要な出願等の経費の一部を補助するものです。
こちらは年一回までですが、最大で20万円の補助金を受け取れます。
産業財産権活用事業助成金(東大阪市)
www.jmatch.jp/detail/3893
この制度は、東大阪市内のモノづくり企業の新技術・新製品に関する特許権の「保護」および「権利化」を促進させるため、
特許出願審査請求に直接必要となる経費の一部を助成するものです。
最大10万円が補助されます。
国や府の助成金とも併用できるところが特徴です。
あらゆるものが情報化して流通する現代、
こうした「遺伝資産」も知的財産だと定められたのは画期的な試みです。
知的財産の保護に使える補助金は、
色々な自治体で用意されています。ぜひ御社が所在する自治体のものも探してみてください。
知的財産権をしっかり確保し、社員の尊厳と会社の利益をがっちり守りましょう
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